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スペインでの主な生活費

人々のライフスタイルは日本と同様様々で、極めて一般的なスペインでの生活にかかる費用に関する手引きは非常に難しいのが現状である一方、スペインへ引っ越すに当たり、大変重要な課題であることも事実です。よって、ここでは誰かがスペインへ引っ越す際にかかる費用の目安を掲載致しましたので、今後のご参考にして頂ければと思います。

  1. 住居賃貸料の目安

マドリッドやバルセロナなどの大都市では1ヶ月の賃料の目安は、1uにつき約9ユーロ
が相場とされています(2006年3月現在)。但し、同じ市内、市内近郊などでも地域により平米単価は多少異なります。セビーリャ市内中心部、又は海岸地域では、1uにつき約6ユーロが月々の賃料の目安とされています。大都市、都心部、そして大まかに分けるとその他の地域は月々の賃料の予算を立てる目安としては1uにつき約4ユーロが相場と思って予算を考えて頂ければある程度参考になるのではないかと思います。

  1. 電気料金の目安

一家庭に2名とした電気代の目安は、約40ユーロ/月程度です。

  1. ガス料金の目安

一家庭に2名としたガス料金の目安は、ガス(温水)暖房及びガス調理器消費分とを合わせて約40ユーロ/月程度とされています。
尚、賃貸ピソの場合、水道料金は大抵管理費の中に含まれていることが多いようです。)

  1. 電話料金の目安

基本料金25ユーロ/月に加えて貴方の使用した通話料金が別途加算されます。標準のインターネット接続を利用する場合には、さらに0.02ユーロ/分を加算します。

  1. 食費の目安

一家庭2名とした平均食費は約350ユーロ/月と言われています。一般的なレストランでの外食に掛かる食費は1名につき平均で約12ユーロ程度と言われています。また、バルでグラスビールまたはワイン一杯につき約1.50ユーロ位、タパスは一皿が約2ユーロ位が相場です。

  1. 子供の保育料は、1日5時間、週5日の場合で約100ユーロ/月
  2. 車両の月極駐車場が、一般的な乗用車のもので約90ユーロ/月
  3. スポーツジムなどに入会すると月々の費用が約30−50ユーロ
  4. 映画館にて映画の鑑賞をすると、入館料が約5ユーロ
  5. 男性の散髪が平均約12ユーロ

 

きわめて大まかな目安にしかなりませんが、主要都市中心地にて生活する為に必要な生活費は、最低でも月々約800−900ユーロ程度、そして、ビールやワイン、コーヒーなどを飲みながらの週末などの知人・友人とのお付合い等、ちょっとした交際費を加味すると月々約1300ユーロが目安になるのではないかと言われています。これらの目安以上にかかる費用は平均的な生活よりも余裕を持った生活費用の予算であると考えられているようです(就労中の独身者がピソのシェアによる住居した場合程度)。

ここに述べるのは費用の参考というよりも、文化的な背景になるかも知れませんが、多くの現地スペイン人ネイティブが選択しているライフスタイルとして、年齢が30代位までの間は実家に両親と同居する場合が多く見られます。実家の両親との同居を選択する事により、自らの収入を少しでも多く自由な消費にまわせることが可能になるからです。実際に、スペインでの平均月収は未だに決して高くは無く、事業主は実家に同居している人材を採用することにより、賃金のアップをせずに従業員を確保できている理由の1つでもあるようです。

スペインのインフレは、スペイン国民にとって大きな課題となっています。そして上記の参考として述べた諸費用の目安は毎年10%程度ずつ上昇していくと見込まれています。公式なインフレ傾向の数値は約3.5%となされておりますが、主要都市では公式発表の数値よりもかなり高い割合で物価上昇していると言われているのが現状です。主な原因は、ヨーロッパのエキスパート達の海外流入、そして、スペイン人が徐々に今までよりも早い時期に実家を出る傾向にある事が挙げられています。

2004年の統計では、バルセロナは世界で最も物価の高い都市の順位56位から一気に43位にランキングされてしまいました。これらは基本的な生活物資200点及びサービスの物価、サービス価格を会計勘定評価によって換算し統計された結果です。バルセロナと同様に、翌年の2005年3月には、マドリッドが61位から一気に46位へ上昇してしまいました。会計勘定通貨の基準は、アメリカドルとユーロに基づき評価され、こちらの評価ランキングを算出しているそうです。